2008年2月18日月曜日

剪定の後、花が咲くまで

前回、こちらからの続きです。
人気ブログランキング

この写真は2006年4月1日頃の写真ですが、この時期の一番の心配は、何と言っても霜が降りること。
-2℃以下になるとこの芽がやられてしまう。
解決策として、畑の中に鉄パイプ状のお湯を流すヒーターのようなものを作ったり、ストーブを焚いたり、廃タイヤを燃やしまくるなどして温度を上げますが、廃タイヤの方法は環境にあまりにも悪そうなので、少なくなってきました。

また、最後の手段として、畑に水を撒きまくります。通常畑に水を撒くことは禁止されていますが、この時期のみ許可が出ると可能になります。
原理は、氷点下の下、水を撒くとこの芽の周りについた水分が凍っていき、氷室状態になる。
この中は、-2度未満にはならないそうなので、芽を守ることが出来る。

好天、高気温が続くと15日程で次の写真のようになります。
そしてその一ヶ月後
剪定時に残した枝から出てくる芽は良いが、たまに幹から芽がでで伸びてくる。これは養分ばかり取ってしまい、結局ブドウにはいい影響を与えないので、取り除く。

そして、5月後半から6月上旬に花が咲く。

花が咲くという表現はおかしいですね。
花付きが終わってから100~110日後が収穫日と言われています。
人気ブログランキング

0 件のコメント: