
こちらからの続きです。
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9月の中旬から下旬になるとブドウの収穫が始まります。
このシャトーでは、毎年収穫の状況のチェックと収穫体験ということで、手積みの収穫を手伝わせてもらっています。
手積みの利点は、丁寧に収穫すれば腐敗したブドウとか、葉を入れないなどワインにとって好ましくない要素を取り除けること。
欠点は、時間と費用が掛かること。あと優秀な収穫人の確保が難しいこと。
ボルドーでは、大手有名シャトー(シャトー・ムートン・ロトシルトでは400人も収穫人を雇う・・・)や逆に小規模のシャトー。これらは手作業で収穫することがほとんどですが、中堅どころは機械収穫が主流です。
機械収穫=低品質というイメージがありましたが、「変な収穫人を使うよりも良い収穫が出来る。」「機械は文句言わない。飯食わせなくていい。」「収穫日が暑い時には、夜中や早朝に収穫することが出来る。」などなど造り手に聞くと良い回答ばかりです。実際最新の機械は本当に良い状態でブドウを収穫できます。
私も機械収穫したことがありますのでその模様を。

木を挟むような感じで、下方にベルトコンベアーのようなものが付いたものがあり、木をかなり強く揺することで、実だけが下に落ち、そのベルトコンベアーが写真の銀色の所にブドウを貯めていきます。

運転はとても簡単。ゴーカートみたい。
センサーがあり、真っ直ぐ進んでいないとランプが点いて警告されます。
こんなにキレイに取れます。

ここからは手作業で収穫したブドウも同じ行程です。


そしてやっとタンクに入ります。
その話は次回に。
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