2009年10月2日金曜日

シャトー・ラフィット・ロトシルト

五大シャトーの最後は、シャトー・ラフィット・ロトシルト。
この五つの中で一番好きなワインです。
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以前エントリーした、他の五大シャトー。
シャトー・ムートン・ロトシルト
シャトー・オー・ブリオン
シャトー・マルゴー
シャトー・ラトゥール


いつ行ってもこのシャトーは、醸造責任者が対応してくれます。
歴史的な話も面白いのですが、経験からくるワイン醸造、ブドウ栽培の極意。ポイントを突いた細かい醸造の話など、毎回発見があり、勉強になります。

訪問の最後に訪れることが出来る円形のタル熟成室の雰囲気は、均整の取れたワインの酒質に繋がるような気がしてきます。

収穫を待つカベルネ・ソーヴィニョン。
2009年はブドウの生育が理想通りに進み、また収穫時期の今、晴天が続いています。

そして試飲。

ボルドーの偉大なワインは、女王のワインとよく言われるが、ラフィットを飲んで女性的に感じたことは一度もない。
一切媚びることなく、腕を組んで仁王立ちする王様のイメージ。
ちょっとかみ砕くと、和太鼓奏者のような「漢(おとこ)」を感じる。
かもし出すオーラはある意味近寄りがたく、敷居の高い伝統のある場所に立ち入った時に身震いするような緊張を感じる。
こちらが謙ってワインを飲むと、この威厳に威圧され堅苦しい面白みの無いワインに感じるはず。
かといって、上から目線で飲めるワインでは無い。
でも不思議なことに、このような取っ付き難いワインでも、その壁を越えようと心折れずに居ると手を差し伸べてくれる。
シャトー・ラトゥールで感じる、大きな壁とは全く違う。
このワインの本質を聴くことは本当に難しいが、その努力をした分だけ認めてくれる懐の広さを感じるとても優しいワインなのだと思う。
もちろん、私はいまだかつてこのワインの真の本質に触れたとは思えない。
多分一生分からないと思う。でもそれで良い。

五大シャトーの私のイメージを簡単にまとめてみました。

シャトー・ラフィット・ロトシルト
「漢(おとこ)」全く媚びません。職人肌。

シャトー・ラトゥール
近寄り難い壁がある、クール・ビューティー。お~怖っ。

シャトー・マルゴー
気品ある王女。いつも柔和に微笑んでくれます。「艶美」

シャトー・オー・ブリオン
英国紳士。シルクハットを被り葉巻を吸っている感じ。

シャトー・ムートン・ロトシルト
併せ持つ潜在力は恐るべしなのに、分かりやすく説明してくれる。
シンパシー。

あくまでも私的な考えですので。。。(異論、ご意見お待ちしてます。)

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