低価格ワイン

とある郊外スーパーでの写真。
ボルドーワインが1本1.45ユーロ（19.6%の税込）。。。
このスーパーまでの輸送費や、スーパーの利益ももちろん入っています。
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今までこの価格帯のワインは扱っていなかったのですが、こういうご時世ですし、昨年秋から弊社売上の中心は低価格帯ワインに移行してきました。（ここまで低いのはさすがに無いのですが。。。）

商品選定のために多数のワインを試飲しますが、この価格帯のワインの試飲が実に面白い。

欠点ばかりをみていたら多々出てきてしまうので、何とかして良いところを探そうとする。

今まで気合いの入った造り手のワインを選定してきたので、大量生産低価格ワインには主張がない。美味しくない。飲んでいて面白くない。
という今までの自分に衝撃を食らわせてもらったこのワイン。

2007 シャトー・オー・デュランデ
残念ながらこの価格帯ではどうしても出せない濃縮感とか飲んだ後の満足感は少し足りませんが、サン・テミリオン地区に隣接する、ドルドーニュ川の近くにある畑のブドウで造られたこのワインは、ちょっとイケてないサン・テミリオン・ワインに負けない力があると思います。
詳しい説明はこちら

会社的にはこういうワインは数を売らないと利益が出ないので、あまり手を出したくないのが本音ですが、多くの方に、少しでもワインへのとっかかりとして、手ごろな価格のワインでも味の良いもの。また飲みたくなるようなものがあればいいかなと。

それでその後、うちの得意とする造り手の気合いの入ったワインに移行していって頂ければ最高です。

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