昨年の話なんですけど・・・
たまには少し真面目な話を。
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いつもお世話になっている銀座、青山(SEIZAN)にて、ワインのビン熟成の仕方でどこまで味わいが変わるかどうかを検証。
私がシャトーから持ち込んだワイン(シャトーの低温カーヴで保管されていたワイン)と、この青山の地下カーヴで育てられたビンテージもシャトーも同じワインを比較しましょう。という会。
一応、主催させて頂いたので、凄い方々の前で趣旨説明をしました。
深い話はここではしませんが、簡単に言うと、ワインはビン詰めされた後、とある条件下で良い熟成期間を過ごすと、もっと味わい深く、人間味溢れるようなワインになり、ワインの持つ潜在力が最大限に発揮されるという仮説。
通説は、シャトーに保管されている蔵出しワインの方が良いと言われているが、そうとも言い切れない!
ビン熟成は仕方によって、その後のワイン自身の人生を良い方にも変える力がある!
と力説。。。
で飲んで頂きました。
ん???
明らかにグラスに注いですぐは、私がシャトーから持ってきた「フランス育ち」の方がどう見てもいい状態でバランスが良い。。。
皆様の顔も「やっちまったな!」のクールポコ状態。
面子丸つぶれでございます。
3年前に日本に届けた、愛娘のようなワイン。
人見知りになってしまったのでしょうか?
5分後・・・ん?
10分後・・・むむむ!!!
「フランス育ち」は常にフレッシュで初々しい味わいで勝負してくるのに、「日本育ち」は明らかに味わいに深みがあり、良い意味での泥臭さ、人間味のような親しみやすさを醸し出してきます。
これには皆様納得して頂き一応面目は保ちました。
ただ、これが熟成によるものなのか、輸送なのか、またはその他の要因なのかは、もちろん結論は出ていませんが、ビン詰めされた後の状況でワインの味わいは全く別のものになってしまうと言うことだけは確認。
もし、その最高の状況を見出すことが出来れば、ワインをもっと良い状態で「美味しく」頂けるかも知れない。
そこに少しでも近づけるように、今年も頑張りたいと思います。
いつも私を支えてくれている方々に感謝。
今後とも宜しくお願い致します。
いつも応援ありがとうございます。
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2009年1月3日土曜日
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2 件のコメント:
深い!!
新年早々よい話を聞きました。
私はこの話すっごく賛同しますって、根拠も経験も何もないですが。。。汗
熟成以外の要因の可能性ということもあるのかもしれませんが、ワインは生き物ですから、ある瓶につめられたワインが、その生きる過程で受けた経験はその味わいに何かしらの力を与えるに違いないと思います。
それもすなわち熟成なんじゃないかしら。。。と。
また一人熱くなって頓珍漢なことを言い出しました。新年早々失礼しました。
素敵なコメントありがとうございます。
もう少しはっきりしたらまたお伝えいたしますね。
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