
良い決めゼリフですね。。。
週末はそのセリフにピッタリな場所へ。
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シャトー・ド・ロウガ。
私が2002年ビンテージから毎年、タルを選んで特別ワインを造らせて頂いているシャトー。
今年もこの時期になると1年タル熟成されたワインを試飲し、ブレンドをして「キュヴェ・デュ・グラン・ペール」という名で出すワインを造りに行きます。

場所は、ボルドー・メドック地区のキュサック・フォー・メドック村。
ここから車で1分も行けば、サン・ジュリアン地区のシャトー・ベイシュヴェルに着きます。
メドックのワインと聞くと、大手資本による広大な畑を持ったシャトーをイメージするが、このシャトーは、クリュ・アーティザンと言う、小規模生産者の組合が150年以上前からあり、ブドウ生産者と最終ビン詰責任者が同一人物、また畑も8ha以下という規定がある。
このシャトーで、一年のタル熟成を経たタルに入っているワインをすべて試飲して、タルごとに違う味わいを、イメージしてブレンド。
このシャトーの持っている潜在力を最大限引き出したい!
と言うのが、コンセプトのワイン。

一年前、入れた時は全く同じワインだったのに、熟成を経るとワインの味わいが全く違ってきます。
でも今の味わいだけで決めてしまうと、絶対に失敗します。
この子は今は堅物だけど、将来良い感じになる。この子は果実味ばっかりだから、少しタンニンの強いこの子とかけ合わせてみよう。。。
出来あがりました。

2007年産ワインというイメージは厳しい年だったという報道のせいで、あまり高く評価されていませんが、そういう年ほど、人間の力が試されるビンテージになると思います。
かなりいい感じに仕上がったと自負。

現オーナーのシャルル(左)と先代のクリスティアン(右)に感謝。
今日本では、2003年ビンテージと2005年が売りに出されています。
もし見かけたら、宜しくです。いつも応援ありがとうございます。
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